体は一つのつながったシステム(東洋医学の基礎)

東洋医学では、体を「部品の集まり」ではなく、「一つにつながったシステム」として見ます。

例えば肩こりがあるとき、それを肩だけの問題とは考えません。睡眠、ストレス、消化の状態、姿勢、季節の変化など、さまざまな要因が絡み合って肩に「表れている」と考えます。症状は単独の故障ではなく、その人全体の状態を映し出すサインなのです。

この考え方はさらに、人と自然・季節との関係にも広がります。「季節の変わり目に不調が出やすい」というのも、体が周りの環境と切り離せない存在だという東洋医学的な発想の一つです。

東洋医学とは、症状そのものより、その症状が起きている「体全体の状態」と「その人を取り巻く環境」に目を向ける医学だと言えます。


東洋医学は体全体のバランスを整えることを得意としますが、症状によっては西洋医学的な検査や治療が必要な場合もあります。当院では「どちらか一方」ではなく、症状に応じて西洋医学との併用や医療機関への受診をおすすめすることがあります。ご自身の判断だけで治療を選ばず、気になる症状がある場合は医師にもご相談ください。


【この記事を書いた人】ひびき治療室 院長
国家資格を持つ鍼灸マッサージ師として30年、さいたま市南区根岸で施術をしています
治療室WEBサイト内「先生の脳活・推活」は思うままに投稿しています
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