灸頭鍼は鍼の効果と温熱効果を同時に得る治療法です
画像のように鍼を刺して、その上に艾をのせます
灸の熱が鍼を伝わって(伝導熱)深部まで届きます
また、灸と皮膚との距離間では放射熱といって太陽や赤外線にあたっているような温熱作用も得られます
灸頭鍼は間接灸(温灸)と比較して温熱効果を持続できます
治療後も体の深部が温まっている感じが残ります
座骨神経痛も慢性期の五十肩症状も深部での痛みや鈍痛であることが多く
灸頭鍼の適応症と言えます
また、灸頭鍼は鍼灸治療室ならではの治療の一つです