五味子(ごみし)

マツブサ科チョウセンゴミシ属(果実を乾燥させたもの)



効果
収斂・鎮咳・補腎の作用があり、慢性的な咳や寝汗、口の渇き、疲労感などに用いられる。「甘・酸・辛・苦・鹹」の五つの味をすべて持つことから「五味子」と名付けられた、東洋医学ならではの生薬。
ストレスによる不調や、慢性疲労のケアにも使われる。

料理やお茶での使い方

  • 五味子茶 — 韓国で親しまれているお茶。実を水に漬けて成分を抽出し、蜂蜜などで甘みを加えて飲む
  • 五味子エキス(オミジャ) — 韓国では夏の疲労回復ドリンクとしてよく飲まれる
  • 果実酒 — 焼酎やホワイトリカーに漬けて五味子酒に
  • 薬膳茶ブレンド — 麦門冬や枸杞子と合わせて滋養系のお茶にすることも

ハーブティーで似ているもの
味の系統と効能の系統で少し違います

味(酸味)が近いもの

  • ハイビスカスティー — 酸味が強く、五味子と同じような爽やかな酸っぱさがある
  • ローズヒップティー — 同じく酸味系。ビタミンCが豊富で、ハイビスカスとブレンドされることも多い

効能(アダプトゲン系)が近いもの
西洋の植物療法では、五味子は「アダプトゲン(ストレスへの抵抗力を高め、体を正常化する働きを持つ植物)」に分類されることがあり、その仲間として以下のようなハーブがあります。

  • エレウテロコック(シベリア人参) — 疲労回復・ストレス耐性を高める働きで、五味子とセットで語られることが多いアダプトゲンの代表格
  • ホーリーバジル(トゥルシー) — ストレスケア・疲労回復に使われるインドのハーブ
  • アシュワガンダ — 同じくアダプトゲン系。滋養強壮のイメージが五味子と近い

【この記事を書いた人】ひびき治療室 院長
国家資格を持つ鍼灸マッサージ師として30年、さいたま市南区根岸で施術をしています
治療室WEBサイト内「先生の脳活・推活」は思うままに投稿しています
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